お風呂での地震、想像するだけで背筋が凍りませんか?

「お風呂に入っている間に地震が来たら…」
考えただけで不安になる方も多いと思います。裸で、視界も悪く、床は滑る。しかも子どもと一緒だったら、パパやママが動けない数秒がそのまま子どもの命に関わることもあります。
私自身も、下の子がまだ0歳のときにお風呂に入れている最中、震度3の揺れを経験したことがあります。とっさに何も判断できず、ただ子どもを抱きしめることしかできませんでした。幸い大きな被害はありませんでしたが、「もしもっと大きな地震だったら」と思うと今でもゾッとします。
「知らない」から「怖い」のです。今日、3分だけ時間をください。
なぜお風呂の地震はこんなに怖いのか
お風呂の地震が特別危険なのは、単に「濡れているから」ではありません。本質的な問題は次の3つです。
原因① お風呂は家の中で一番「無防備」な場所
服を着ていない、メガネもスマホもない、体は濡れていて動きが鈍い。しかも扉一枚で外の状況もわからない。日常の中で最も情報も自由も奪われる場所、それがお風呂です。
原因② 「お風呂で地震が来たら」を家族で話したことがない
多くの家庭では、地震対策というと「家具の固定」や「非常食」ばかりが話題になり、お風呂での対応は後回しにされがちです。子どもは、教えられていないことはできません。 大人が「しゃがむ」を知っていても、子どもが知らなければ意味がないのです。
原因③ 浴室に「地震のときに使えるもの」が置かれていない
懐中電灯はリビング、タオルは脱衣所の奥、スマホは別の部屋。停電で真っ暗になった瞬間、必要なものがすぐ手に取れる場所にない家庭がほとんどです。
【今すぐできる】お風呂で地震が来たときの3つの行動
難しいことを覚える必要はありません。次の3つだけで大丈夫です。
① しゃがむ・浴槽から出ない
無理に立ち上がると転倒します。浴槽の中や低い姿勢のまま、頭を守りましょう。子どもは近くに抱き寄せます。
② ガラス・鏡から離れる
浴室の窓や鏡は割れる可能性があります。できるだけ距離を取りましょう。
③ 揺れが収まったら避難経路を確認
タオルで体を覆いながら移動し、停電に備えて懐中電灯の位置を事前に決めておきます。
「立たない・しゃがむ・待つ」。この3語だけ覚えておけば、いざという時に体が動きます。
今日からできる具体アクション
読んで終わりにせず、今日中にできることから始めましょう。
| 項目 | やること |
|---|---|
| 浴室のガラス・鏡 | 飛散防止フィルムを貼る |
| 懐中電灯 | 洗面所に防水ライトを常備 |
| タオル | 扉近くに掛けておく |
| ドア | 物が倒れない位置に開くように調整 |
| 非常用給水 | 浴槽に水をためる習慣を |
おすすめアイテム
【飛散防止フィルム】
【防水ライト】
子どもと一緒に練習する会話例
道具を揃えるだけでなく、子どもと一緒に「言葉」で確認しておくことが、いざという時の行動につながります。
ママ: もしお風呂でガタガタって揺れたらどうする?
子ども: …びっくりする!
ママ: そうだよね。でもそのときは立たないで、しゃがんで頭を守るんだよ
子ども: しゃがむんだね!
ママ: ママ(パパ)が「待ってて」って言ったら、そのまま浴槽の中で待つよ
パパ: 停電で真っ暗になったら、どうする?
子ども: こわい〜
パパ: 大丈夫、パパ(ママ)がライトをつけるよ。だから動かないでね。
暗闇=危険ではなく、「親がすぐ来る」「待っていていい」という安心感を子どもに伝えることが大切です。実際にお風呂でしゃがむ練習をしてみると、体で覚えて記憶に残ります。

もし閉じ込められてしまったら
万が一、揺れが収まってもドアが開かない場合は、まず落ち着くことが最優先です。
- ドアが開かないときは窓や通気口に向かって声を出す。
- スマホを持っていたらライト機能・通報アプリを活用。
- お風呂場は構造的に壊れにくいため、慌てずに救助を待つ。

まとめ:知っているかどうかで「助かる確率」は変わる
お風呂での地震は、誰にでも起こり得る「盲点」です。
- お風呂中の地震では「しゃがむ・浴槽から出ない・待つ」の3つを覚えておく
- タオル・懐中電灯などの位置を決めておき、窓やガラスには飛散防止フィルムを貼る
- 子どもにも「お風呂で地震が来たら、しゃがむ・待つ」を教える
私自身、あの震度3の経験がなければ、こうして備えを見直すこともなかったと思います。「知っている」ことは、いざという時にパパ・ママを支える一番の武器です。
地震はいつ起こるかわかりません。ぜひご家族で、今日から少しずつ備えを始めてみてください。
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