「また台風のニュースが…」と不安になっていませんか?

台風シーズンが近づくと、スマホの天気アプリが何度も通知を送ってきますよね。ニュースでは「記録的な大雨のおそれ」「暴風警戒」という言葉が飛び交い、小さな子どもを抱えるパパやママは「うちは大丈夫だろうか」と胸がざわざわしてしまうもの。
2026年5月31日現在、台風6号(チャンミー)がまさに沖縄・奄美に向かって北上しており、その後6月2〜3日ごろには九州から関東の太平洋側にも大雨をもたらす恐れがあると気象庁が発表しています。今日この記事を読んでいるあなたは、まさに「今すぐ何かしなければ」という気持ちでいるのではないでしょうか。
私自身も2人の子どもを育てるなかで、昨年の台風直前に「結局何をどう準備すればいいの?」と夜中に焦ってスマホを調べた経験があります。情報はたくさんあるのに、子どものいる自分たちに当てはめるとどうすれば良いのかが、なかなかピンとこなかった。
この記事では、子育て中のパパ・ママが「台風が来る前・来ている間・去った後」に何をすべきかを、具体的にお伝えします。
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台風対策の問題の本質:「自分たちは大丈夫」という思い込み
台風への備えが不十分な家庭に共通しているのは、「自分たちの地域は大丈夫、たぶん直撃しない」という根拠のない安心感です。
台風は進路予想が変わりやすく、「そこには向かわない」と思っていたルートを急に変えることがあります。しかも、近年の台風は温暖化の影響もあり、勢力を保ったまま上陸するケースが増えています。「今回くらいは大丈夫だろう」と毎回思い続けていると、いざ本当に直撃したときに準備が間に合わない。
特に子どもがいる家庭では、大人だけの場合と比べて考慮すべきことがぐっと増えます。ミルクや離乳食、オムツ、子ども用の薬、ぬいぐるみやお気に入りのおもちゃ(パニックを落ち着かせるために意外と大事)……。これらを台風が来てから考え始めると、外はもう暴風雨になっているということになりかねません。
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台風対策が不十分になる3つの原因
原因① タイミングが遅い
台風対策を始めるのが「台風が近づいてから」では遅いことが多いです。スーパーには水やカップ麺が売り切れ、ホームセンターには養生テープがなくなる——これは毎年繰り返される光景です。
子どもがいる家庭は、普段から「台風が来る前提」で日用品を少し多めにストックしておく「日常備蓄」が必要です。
原因② 避難のタイミングを誤る
「まだ大丈夫かな」「雨が少し弱まったら行こう」——この考え方が危険です。台風による浸水は、川が溢れてから広がるのではなく、下水道の逆流や内水氾濫など、目に見えない経路で一気に広がることがあります。
特に0〜3歳の子どもがいる家庭では、避難の機動力が落ちます。大人だけなら10分で準備できることも、子どもがいると30分かかることも。だからこそ、早めの判断が命を守ります。
原因③ 子どもの心理的なケアを忘れている
台風が来ると、子どもは嵐の音や親の緊張した顔から不安を感じ取ります。「怖い」「なんで外に出ちゃいけないの」「いつ終わるの」——こういった問いかけに慌てないよう、あらかじめ子どもへの説明や、不安をやわらげるアイテムの準備も対策のひとつです。
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解決方法:3つのフェーズで考える台風対策
台風対策は「台風前」「台風中」「台風後」の3フェーズに分けて考えると整理しやすくなります。
フェーズ1:台風が来る前(48時間前〜)
台風72時間前からの行動が家族を守る最大の鍵です。
まず確認すべきは、自宅がどのハザードゾーンに該当するかです。国土交通省の「ハザードマップポータルサイト(https://disaportal.gsi.go.jp/)」では、自宅の住所を入力するだけで、浸水想定区域・土砂災害警戒区域・高潮浸水想定区域が確認できます。
私自身もこのサイトで初めて「最悪の場合1階天井まで浸水する可能性がある」ということを知りました。

次に行うのは物理的な備えです。
- 窓の養生テープ貼り:割れたガラスの飛散を防ぐために有効。養生テープは台風情報が出てから売り切れるので、あらかじめ1〜2本備蓄しておきましょう。
- 排水溝・側溝の掃除:落ち葉や泥が詰まっていると、大雨で排水が追いつかず浸水します。
- 屋外の片付け:プランター、自転車、子どものおもちゃなど、飛ばされて凶器になるものはすべて室内に。
- 非常用持ち出し袋の確認:水、食料(子ども用含む)、薬、オムツ、ミルク、常備薬、懐中電灯、充電器。
食料と飲料水は最低3日分(できれば1週間分)が推奨されています。水は1人あたり1日3リットルが目安。4人家族なら3日分で36リットルです。
フェーズ2:台風が来ている間
暴風雨のピーク中は、原則として外出しないことが鉄則です。
停電に備えて、以下を台風前日までに準備しておきましょう。
- モバイルバッテリーを満充電
- 懐中電灯・ランタンの電池確認
- お風呂に水を張る(断水に備えてトイレの洗浄水として使用)
- スマホの緊急速報アプリを確認・通知をオンに
子どもがいる場合、停電になると子どもは怖がりやすいです。暗くなっても落ち着けるよう、いつも一緒に眠っているぬいぐるみや絵本を手元に置いておくと効果的でした。「停電しても懐中電灯があるから大丈夫だよ」と事前に話しておくだけで、子どもの反応はかなり違います。
気象庁の「キキクル(危険度分布)」(https://www.jma.go.jp/bosai/risk/)は、今いる場所の危険度をリアルタイムで地図表示してくれるツールです。河川氾濫・土砂災害・浸水の3種類をチェックし、「赤」や「紫(黒)」が近づいてきたら迷わず避難してください。
フェーズ3:台風が去った後
台風が通過した後も、油断は禁物です。
- 電線が落ちていたら絶対に近づかない(感電の危険)
- 川の増水はしばらく続く(「川が見たい」と子どもが言っても連れて行かない)
- 倒木・浸水した道路は避ける
また、台風後は子どもが「また来るの?」と不安になることがあります。怖い体験を否定せず、「あの時みんなで一緒にいたから怖くなかったね」というポジティブな振り返りをしてあげると、子どもの心の安定につながります。
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今日からできる具体アクション5つ

台風シーズン本番(6〜10月)を前に、今日できることをリストアップしました。
アクション1:ハザードマップを確認する(5分)
国土交通省「ハザードマップポータルサイト」(https://disaportal.gsi.go.jp/)で自宅の位置を確認。印刷しておくと停電時にも使えます。
アクション2:避難場所・避難ルートを家族で確認する(10分)
市区町村の広報サイトや防災マップで、一番近い指定避難場所を調べましょう。できれば週末に実際に歩いてみると、「ここ水が溜まりやすい」「この坂、子どもを抱えて登れるか?」といった気づきがあります。
アクション3:非常食・飲料水の在庫を確認する(5分)
今あるカップ麺や缶詰の賞味期限を確認。子ども用の食料(ベビーフード、アレルギー対応食品など)も忘れずに。
アクション4:養生テープと水のストックを1セット購入する(次の買い物時)
台風が来てからでは遅い。今度ホームセンターやドラッグストアに行くついでに1本だけでも購入しておきましょう。
アクション5:子どもに「台風って何?」を絵本で説明する(次の読み聞かせ時)
「台風ってなあに?」「かみなりどうして鳴るの?」など、自然現象を子どもに説明する絵本が多数出版されています。怖いものとして教えるのではなく「自然の力だから、こうやって備えるんだよ」と伝えることで、子どもの防災意識を育てることができます。
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まとめ:台風は「来てから準備」では間に合わない

台風対策に特効薬はありません。でも、日頃から少しずつ備えておくことで、いざ台風が直撃しても「あのとき準備しておいてよかった」と思える状況になります。
子どもがいると、台風は本当に大変です。でも、だからこそ「子どもに怖い思いをさせたくない」という親の気持ちが最高の防災モチベーションにもなります。
私自身、初めてしっかり台風対策をしたのは子どもが生まれてから。「自分だけなら何とかなる」から「この子を守らなきゃ」に変わった瞬間、防災への向き合い方が180度変わりました。
台風が来てから焦るのではなく、今日の「5分の行動」が、未来の家族の安全をつくります。
2026年6月現在、台風6号が沖縄・九州方面に接近中です。まずはハザードマップと避難場所の確認から、今日中に始めてみてください。
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参考情報:
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